パインハーストゴルフクラブはドンムアン空港北、日本人設計の27ホールあるゴルフコースです。ドムアン空港からどの位の距離があると言えば、北の方に10キロほどの場所にある非常に交通の便の良いゴルフ場で、市内から約45分ほどで行行ける27ホールのゴルフコースです。オープンは1990年、設計は日本人の相原 吉原氏、1992年にジョニーウォーカークラシックが開催され有名になりました。THE LAKEの名を持つNORTHコース、THE GREEN FIELDと呼ばれるSOUTHコース、そしてWESTコースはTHE FORESTと言われ、それぞれの特徴を現しています。今回はSOUTHコースとWESTコースの36ホールを取材してきました。SOUTHコースはその他二つのコースと異なり4番から6番までパー3が3つ続くパー35のコースでティグラウンドからグリーンが望める真っ直ぐなホールが多く、トリッキーな要素は殆どありません。WESTコースは二つのドッグレッグと通常のティグランドとは別にSKY TEEと呼ばれる2階から打つティグランドもある8番パー3など少しトリッキーな要素が含まれたコースとなっています。総じてフラットな地形で、大きく太く育った椰子の木がコースを隔てていて、この木がハザードとなりプレーヤーにプレッシャーを掛けてきます。ドライバーを思い切って打てるホールが多いものの距離が短いため、飛距離はあまりアドバンテージにならず、アイアンの正確性がスコアを左右するコースと言えるでしょう。コースコンディションに関しては、従来は美しいフェアウェイを持つコースとして有名でしたが、現在は2011年の洪水の影響でフェアウェイのあちこちに芝が剥げてしまったような箇所があり完全復活するには2013年の秋以降となるように思われます。ゴルフカートはフェアウェイを普通に走ることが出来、練習場も目の前にあります。ナイター設備もあり、ホテル兼リゾートのパインハーストリゾートロッジも併設されています。
料金は2023年10月31日まで有効。
